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    新型コロナウイルス情報


    2021.12.28

    イタリアの新型コロナウィルスの最新情報(2021/12/28)

    マスクをつけた親子

    新変異種オミクロン株の登場により、イタリアでは、改めて新型コロナウィルスの新規感染者は増えつつあります。
    そんな中、新法案が政府によって承認され、メガグリーンパスというグリーンパスが登場。
    今回発令された法案についてご案内します。
    これからイタリアへ渡航される方は、ご注意してください。

    ※2021年12月28日時点の情報です。今後変更の可能性があります


    グリーンパスの種類

    グリーンパス

    前回の情報でお伝えしたスーパーグリーンパスに加えて、メガグリーンパスが登場しました。

    ■グリーンパス:ワクチン接種証明(ワクチン1〜2回接種、治癒)、または、陰性証明

    ■スーパーグリーンパス:ワクチン接種証明(ワクチン1〜2回接種、治癒)

    ■メガグリーンパス:ワクチン接種証明(ワクチン2回接種)と陰性証明、または、抗体証明(ワクチン3回接種)

    新法令の発令

    イタリア政府

    イタリアの外務省より、12月24日に新たな法令が発令されました。
    詳細は以下になります。

    1.緊急事態を2022年3月31日まで延長する。(第1条)

    2.2022年2月1日以降、COVID-19グリーン証明書は、ワクチン接種サイクル完了の日から6ヶ月間有効とする。(第3条)

    3.2022年1月31日まで、ホワイトゾーンにおいても屋外におけるマスク着用を義務づける。
    また、緊急事態終了まで、劇場、コンサートホール、映画館、エンターテイメントホール、ライブクラブ、その他屋内・屋外の施設で行われる同様の公開イベント、屋内・屋外で行われるスポーツイベント・競技では、FFP2マスクの着用を義務づける。前記の屋内の施設での飲食を禁止する。 緊急事態終了まで、交通機関の利用にもFFP2マスクの着用を義務づける。(第4条)

    4.緊急事態終了まで、飲食店の屋内カウンターでの飲食は、スーパーグリーンパス(注:ワクチン接種証明及び治癒証明のCOVID-19グリーン証明書)所持者に限られる。

    5.2022年1月31日まで、人の集まる屋外のオープンスペースでのイベント、コンサート等は禁止する。 また、2021年1月31日まで、ダンスホール、ディスコ及び同様の施設で行われる活動は停止される。(第6条)

    6.2021年12月30日から緊急事態終了まで、介護施設やホスピス等への訪問者は、ブースター接種を受けた者及びスーパーグリーンパスと48時間以内の陰性証明(迅速抗原検査または分子検査(PCR検査))の両方を所持する者に限られる。(第7条)

    7.2022年1月10日から緊急事態終了まで、美術館、文化施設、展覧会、プール、ジム、温泉施設、テーマパーク、遊園地、文化センター、社会センター、リクリエーションセンター、ゲームセンター、ギャンブル場、ビンゴホール、カジノ等の活動へのアクセスは、スーパーグリーンパス所持者にのみ許可される。(第8条)。

    8.薬局での迅速抗原検査の実施を2022年3月31日まで延長する。(第9条)

    9.イタリアに入国する者(飛行機、船舶及び陸路での入国)を対象として、ランダムに抗原検査または分子検査(PCR検査)が行われる。結果が陽性の場合、自らの負担で、必要な場合には指定された滞在施設で、10日間の自己隔離を行う。(第11条)

    本緊急政令は12月25日から有効となっています。

    イタリアへの渡航に関して


    クリスマス、パンドーロ

    今年は去年のように、クリスマスに大勢で集まることは禁止されませんでした。
    例年のように大勢で集まり、楽しいクリスマスを過ごした家庭も多かったようです。

    さて、改めて、日本からイタリアへの入国に関しては、下記3点の手続きをする必要がありますが、入国できる状況です。

    1、デジタル旅客位置情報フォーム(dPLF)の記入
    2、海外渡航用のワクチン接種証明書の提示(英文)
    3、入国前72時間以内に実施したスワブ検体によるPCR検査又は抗原検査の陰性結果証明(英文)

    ただ、上記で紹介した通り、規制も強化されています。 日本でも現在、新型コロナウィルス・オミクロン株に対する水際措置が強化されており、渡航の際も厳重なチェックが予想されます。
    これから渡航される皆様、そしてご留学中の皆様、改めて、十分な感染対策にご留意ください。

    また、今回お伝えしたことも、これから状況が変わることで、変更される可能性もあります。
    ご不明なこと、お聞きになりたいことがございましたら、まずはこちらにお問い合わせください。

    引き続き現地からのレポートをお伝えします。


    イタリアでの問い合わせ先はコチラ


    在イタリア日本国大使館

    https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
    住所:Via Quintino Sella, 60  00187 Roma
    Tel: (+39) 06-487-991/Fax: (+39) 06-487-3316
    開館時間(領事部窓口):9:30-12:45, 14:15-16:30 (月~金)


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