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    新型コロナウイルス情報


    2021.07.13

    イタリアの新型コロナウィルスの現状(2021/7/13)

    ユーロ2020、イタリア優勝、イタリア、サッカー欧州選手権、アッズーリ、azzuri

    euro2020 @Instagram

    7月半ば。11日日曜日、テニスのウィンブルドン選手権決勝サッカーのヨーロッパ選手権決勝でイタリア中が歓喜に沸きました。

    どちらも試合はイギリスでしたが、イタリアではパブリックビューイングや大型テレビのあるレストラン・パブが大盛況、サッカーの優勝が決まってからは花火が打ち上がったり、車がクラクションを鳴らしながら走るなど、遅くまでお祭り騒ぎが続きました。

    喜びに沸くイタリアですが、新型コロナウィルスの感染状況はどうなっているのでしょうか?
    今回はイタリアのワクチン接種についてスポットを当てたいと思います。

    留学生のみなさん、イタリア滞在中のみなさん、内容をよくご確認ください。
    (※2021年7月13日時点のものです。今後変更される可能性がありますので、ご注意下さい)



    イタリアの感染状況


    イタリア、アペリティーボ、フィレンツェ、夏のイタリア

    (アペリティーボを楽しむ人々)

    感染状況に差はあるものの、ヨーロッパでは再び新型コロナウィルスの感染者数が増えています。
    イタリアも例外ではなく増加傾向ですが、死者数や病床の圧迫具合などは特に心配するものではなく管理可能な数値と言われています。

    ただし、このような状況でのスポーツのビッグイベントでしたので、国民には慎重な行動を心掛けることが呼びかけられました。

    『イタリアの夏』が到来?


    イタリア、チンクエテッレ、バカンス、海、海水浴、日光浴、夏のイタリア

    (海でバカンスを楽しむ人々)

    ワクチン接種とグリーンパスの利用によってEU諸国同士の観光が促進され、イタリアでもヨーロッパ人観光客の姿が戻ってきており、美術館などは相応に混んでいるようです。
    この時期は元々、イタリア人は海や山へバカンスに出かけますので都市部はどちらかというと閑散とします。

    海を中心に、有名外国人がイタリア旅行に訪れているという明るい話題も耳にします。

    一方で、海外(ヨーロッパ)へ出かけたイタリア人が、現地で陽性もしくは濃厚接触者に指定されてイタリアへ帰るのが困難になる問題も取りざたされました。

    ワクチン接種の状況


    コロナウィルスワクチン

    イタリアでは昨年末に医療関係者からワクチン接種が始まり、その後高齢者から年齢ごとに接種が進み、5月には50代、40代の予約と接種、6月には20代、そして10代の予約と接種が始まりました(州によって若干異なります)。

    なお年齢区分とは別に、基礎疾患がある人、学校関係者や軍・警察関係者などは優先して接種が行われました。7月12日現在、国民12歳以上の44%にあたる2,379万人が接種を終えています(総接種数は5,761万)。

    接種は80代のかかりつけ医での接種を除いては、州ごとに設けられた予約ウェブサイトを通しての集団接種の方法が取られています。
    60代以上が予約していた時期はなかなか予約がとれないという話でしたが、ワクチン供給量の増加や接種会場の整備などが進み、予約開始日にはアクセスが集中するもののそれほど焦らずとも予約ができ、1回目接種の予約で6週間後の2回目の予約も済みます。

    「接種券」はない

    スマホ、スマホ操作、手元

    日本には「接種券」がありますが、イタリアの予約には税番号、保健カード記載の番号と携帯電話(予約手続き認証に必要なコードが送られてくる)があれば手続きができます。

    なお予約時には、どのワクチンかはわからず予約確定書をみて、どこ製のワクチンかを知ることになり、必要であれば予約を完全にキャンセルしてから再度予約をすることになります(重複予約はできません)。

    40代の筆者は、5月の予約開始日同日に、約1か月後の隣市の会場の予約をしました。
    人によっては家の近くの会場で1週間後というケースもありますので、タイミングによるのでしょう。
    会場はたくさんの職員、ボランティアで運営されていましたが、とてもスムーズで、集団行動の苦手なイタリア人という汚名は返上!という感じでした。前述のサッカー決勝戦のあった時間も接種が行われており、遅延を防ぐために大型モニターを設置して試合放映をしていた会場もあったということです。

    グリーンパスの発行

    フィレンツェ、観光客、イタリア、イタリア風景

    (観光客に溢れかえるフィレンツェ)


    1回目の接種の後、グリーンパス発行を申し込むことができます。
    発行手続き方法はいくつか種類がありますが、基本的にはデジタル証明書になり、手続きはとても簡単です。
    筆者には携帯電話のショートメッセージによるコードは送られて来ていないので(本来は自動で送られてくるはずですが全員に送られていないというのが実情のようで、この点は少々ずさんなイタリアなのでしょうか?!)、IOという行政サービスを扱うアプリを使ってグリーンパスをダウンロードしました(これにはSPIDと呼ばれるデジタル身分証明が必要です)。

    EU諸国を旅行するだけではなく、イタリア国内でも公共イベントや結婚式に出席する時などにグリーンパスが必要になります。

    今後の接種に関して

    シニア、老夫婦、老人、60歳以上

    (シニアへのワクチン接種がどれだけ進むか?)


    今後のワクチン供給量が減少する見通しになったため、一旦閉じられたワクチン接種予約が再開し始めました。

    集団免疫にはまだ至っていないために、国はまずは60歳以上の接種者を増やすよう啓蒙活動をしています。
    夏休みで予定が立たない人もいるのでしょうが、ワクチン接種に懐疑的な人たちをどのように接種に導くのかが問題のようです。

    イタリアへの渡航について

    イタリア、ローマ、フィウミチーノ、レオナルド・ダ・ヴィンチ空港、イタリア風景

    (ローマのフィウミチーノ空港)


    世界に追いつけ、とばかりに日本のワクチン接種も少しは進んできました。

    先日お伝えした通り、グリーンパスの提示で隔離が免除されますので、多少は渡航のハードルが下がってきたと言えるのではないでしょうか?
    ただし、感染者は増加傾向であることも事実ですので、気を緩め過ぎないようにしましょう。

    夏が到来し、夏を楽しむイタリアの人々。
    イタリアでしか学べないことがあります。
    イタリアであなたの夢を叶えてみませんか?

    ぜひ、お気軽にご相談・お問い合わせください。詳しくはこちらより。
    イタリアがあなたを待っています!

    引き続き、今後も現地からのレポートをお伝えしていきます。


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    在イタリア日本国大使館

    https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
    住所:Via Quintino Sella, 60  00187 Roma
    Tel: (+39) 06-487-991/Fax: (+39) 06-487-3316
    開館時間(領事部窓口):9:30-12:45, 14:15-16:30 (月~金)


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