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    イタリア留学コラムう


    2021.06.24

    イタリア留学での辛かった経験、どう乗り切った?

    イタリア風景、ヴェスパ、イタリア、イタリア生活、イタリアライフ


    イタリア留学は、実りある充実した経験をもたらす一方、思わぬトラブルなど、辛い経験を味わうことも。

    イタリア留学での辛かった経験、そしてそれをどう乗り切ったのか、今回は当社スタッフの体験談をお伝えします。


    1、言葉の壁

    学生、言葉の壁、仲間に加われない、廊下の端っこ

    留学準備として基本的なイタリア語を学んでから留学する人が多いと思います。筆者もそうでした。

    しかし、実際イタリアに行ってみると、授業内容が理解できない、クラスメートとのコミュニケーションが上手くいかない、生活に必要な会話もたどたどしく不安、と言葉の壁に思い切りぶつかりました。

    日本人以外の生徒の上達は目に見えるようにわかるし、英語でコミュニケーションをとっているグループにも加わりにくい、ついつい楽な日本人と一緒にいるばかり。。。
    せっかく期待に胸を膨らませて留学したのに、日本人が陥りやすい辛く悲しい現実です。

    この状態を乗り切るには、私は積極的に会話を増やすしかないと思いました。日本人は恥ずかしいとか間違えたくないという意識がありますが、母国語でないのですから間違って当然だ!と思うようにして、しゃべるようにしたのです。とにかく発言する、聞いてみる、参加してみる、誘ってみる。

    今日は挨拶を絶対する、質問をひとつする、バールに一緒に行こうと誘ってみる。実行可能な小さな目標を立てて、一日一日少しずつ実行するようにしました。学校の週末ショートトリップやイベントは絶対参加。「面倒くさい」という言葉は抹殺したのです。
    やがて少しずつですが、クラスメートの話していることも分かるようになり、友達も作ることができました。

    学生、友人、イタリア風景
    専門学校に留学しているだけではイタリア人と知り合う機会もそれほどありませんが、語学力アップという点では、やはりイタリア人と会話すると大きくステップアップします。

    滞在方法としてホームステイを選ぶのもひとつの方法ですし、思い切って引っ越ししてみるのも手です。イタリア人大学生が同居人を探していることも多々あります。またフットサルのチームに参加してみる、ヨガ教室やジムに通うのもひとつの方法ですね。同時にストレス解消にもなるかもしれません。

    自分の殻を破ることが第一歩。イタリア人はおしゃべり好きなので、見ず知らずの外国人であっても話かけられれば答えてくれます。相手の話すことがわかり自分も返答できるようになると、楽しくなってより言葉が上達するようになりますよ。

    2、同居人とのトラブル

    学生、ルームメイト、シェアハウス、ピザ、ビール

    留学中はシェアハウスに滞在するケースが多いと思います。
    筆者もシェアハウスに滞在していました。どこの国の人と暮らすのであれ、他人と同じ屋根の下にいるのはストレスにもなります。元々の習慣が違っていてお互い悪気はないのでしょうが、清掃、騒音、トラブルの元はゴロゴロあり、残念ながら比較的おとなしい日本人は割を食うことが多いです(かといって日本人同士のシェアハウスでは語学力アップに難点があるのはお忘れなく)。

    「その内、おさまるだろう」とたかを括っていましたが、いやはや。遂に我慢できなくなって、「少しうるさいから、この時間は静かにしてほしい」と伝えると、相手はあっさり「わかった」と言ってくれました。外国の人は日本のように「空気を読む」ということはほとんどしませんので、相手がどう思うか、と言ったことを考える前にはっきり伝え、お互いに気持ちよく生活できるようにしましょう。

    レアなケースではあると思いますが、物を壊すなど大家さんと揉めることがないとも言えません。家を選ぶにあたっては条件をよく調べましょう。
    そしてルームメイトとは日ごろからよく話し合い、もしもトラブルが起きたらすぐに解決するようにする。せっかく留学して勉学以外のことで煩わされては余計に辛くなります。

    それから、イタリアはクーラーのない家が多いです。夏はとても暑くなります。一方冬の暖房の使い方は注意が必要です。学生向けのアパートは古いことも多く隙間風だらけで寒いということも。暖房をつけっぱなしにすると、後で高額なガス代を請求されることになりますよ(筆者は、留学1年目、高額な請求を受けました)!

    3、スリ・盗難被害や身の危険に遭った時

    ひったくり、トラブル、治安

    自分は大丈夫だという意味不明な自信は通用しません。実際、筆者は友人が目の前でスリに遭うのを目撃しました。

    盗難に遭う時は遭ってしまいます。現金がいくらかだけならあきらめるしかないですが、クレジットカード、家の鍵、パスポート、さらにはスマホ・・・。

    しかしこの時は落ち込んでばかりでいないで、すぐに被害届など手続きにかかることが大事です。カード番号の控えや緊急連絡先などはスマホに登録するだけではなく、分散して持つなど、このような事態に日ごろから備えておくことが大切です。また今はスマホがなくなると本当に困りますから、辛いことにならないよう十分気を付けましょう。

    万が一身の危険を感じるようなことがあったらすぐに相談してください。友人、学校、大家さん、警察。伝達がスムーズにいかないことを想定し早め早めの行動が必要です。

    イタリアの治安について詳しくはコチラ

    4、病気、ケガをした時

    <かぜ、鼻をかむ男性、欧米人

    頼れる家族が近くにいないのは本当に辛いです。一番いいのは風邪すらひかない事ですが、なかなかそうはいきませんからね。
    解熱剤などの市販薬は常備しておいたほうがいいかもしれませんが、いよいよお医者さんのお世話にならなくてはならない場合、まずは落ち着くこと。

    そして学校にどうしたらいいか、保険はどう使ったらいいか聞いてみましょう。不安だったら友人に付き添いを頼んでみましょう。筆者はお願いしました。やはり遠い異国で心細いですよね。そばに友人がいてくれただけで、心が穏やかになりました。

    また、実際に受診した時は、言葉をメモするといいと思います。医療用語はわからないことが多いですし、医者によっては処方箋の文字も乱筆でわからないことがあります。

    イタリアの医療事情については コチラ

    5、滞在許可証

    郵便局、手続き

    長期留学には滞在許可証の申請が必要になります。現在申請は所定の書類を記入後郵便局で手続きしますので、特に難しいことはないでしょう。

    しかし滞在都市によっては申請から発行まで半年を超える場合があり、その間に旅行をするとか、日本に一時帰国をする場合、大丈夫なのかな?という不安がよぎったりしますね。

    筆者はなかなか発行されず、その間念のためイタリア国内から出ないようにしていました。
    日本のように、役所関連の手続きに時間が想像以上にかかるのがイタリアです。日本のスムーズさに慣れていると、辛く感じるものです。
    また、そもそもこの窓口の警察に行くという事自体が快いものではないので、申請、更新など手続きには十分余裕を持って行ってください。

    滞在許可証の取得の仕方は コチラ

    さいごに

    ローマ、コロッセオ、イタリア風景、イタリア

    留学は楽しいばかりではありません。暮らす国が違うだけで辛いことが起こって当たり前なのです。大切なのは留学という限られた時間内に上手に解決できるかどうか、です。

    状況を冷静に把握して対処し、学校や友人に早めのアドバイスを求めましょう。
    そしてイタリア人のように「何とかなるさ」と、旅行に出かけて青い海や空を眺めたり、アペリティーボを楽しんで気分転換をしたり、上手に息抜きをしてくださいね。