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2022.01.26

種類もたくさん!さまざまなイタリアの「甘くない」パン

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Ciao a tutti! みなさん、こんにちは。

イタリア留学の食生活で欠かせないパン。

イタリアでパンといえば日本のご飯(米)に相当し、メイン料理のお供として、家庭では小腹がすいた時にオリーブオイルを垂らして食べたり、またフライパンや皿に残ったソースを残さないようにパンですくって食べます(scarpetta スカルペッタといいます)。

イタリア料理が豊富な地域色に溢れているように、パンもたくさんの種類があります。パン屋さんに行くと形も色々なパンがありますね。 日本とは違って、店員さんに欲しいパンを言って棚から取ってもらったり、欲しい分を言ってその場で切ってもらって買いますが、後編の今回は「甘くないパン」を紹介します。

パンは、やっぱりイタリア留学生活に欠かせない食べ物ですよ!


1、フォカッチャ(Focaccia)

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日本でもよく知られている「フォカッチャ」は表面にくぼみがついている平たいパンです。

オリーブオイルやハーブで味がついていて、塩気も多くそのまま食べたりもしますし、水平に切ってハム類、チーズ、野菜などをはさんでサンドイッチとしてもよく使われます。

またフォカッチャよりも固いスキャッチャータ(Schiacciata)も同じような食べ方をします。昼食をサンドイッチなどで簡単に済ますイタリア人は多いですが、バールに行くとたくさんのフォカッチャ/スキャッチャータが色とりどりに並んでいますね。


2、チャバッタ(Ciabatta)

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その名の通りスリッパのような形をしたチャバッタですが、フォカッチャとは違い表面は乾燥し内部に気泡があります。フランスのバゲットに近い食感でしょうか。

このパンもそのまま食べたり、何かを挟んでサンドイッチ(パニーノ。Panino con prosciuttoなどと売られていますね)として食べたりします。


3、パニーノ(Panino)

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ここで「パニーノ」を説明しましょう。

パニーノとは小さめのパン(パンはPane、パーネと言います)という意味ですが、パン屋ではこぶしよりやや大きめのサイズのパニーノが売られています。
使われている材料で食感が異なります(alll’olio、 infarinatoなど)。
ロゼッタやフェラレーゼなど特徴的なものもあります。


4、パーネトスカーノ(Pane Toscano)

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トスカーナ州を旅行して気づくのが、パンが無味なことではないでしょうか。

これは塩分が含まれていないからです。イタリア人でも「塩が入ったパン」、「塩が入っていないパン」と注文したりしますが、パーネトスカーノは後者の代表的なものです。

なぜ塩が入っていないのかというのは諸説あるようで、トスカーナ州を支配してきたフィレンツェが内陸部に位置しており、仇敵である沿岸部のピサから塩を手に入れにくかったためとも言われていますね(今もってフィレンツェ人とピサ人は相性が悪いと言われています)。

ハム、チーズはもちろん、メイン料理も塩がしっかり効いている料理が多いイタリアですので、それと合わせて食べるパンは塩がなくても実は全く問題ないですよ。
また、リボッリータ(Ribollita)などトスカーナ料理にはこのパンを使った料理も多く、乾燥して食べにくくなったパンを上手に消費しています。


5、アルタムーラ(Altamura)

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一方塩が入ったパンの代表といえばプーリア州のアルタムーラではないでしょうか。

こちらは材料に硬質小麦が使われているので色が少し濃いですし、風味が違います。
また日持ちが長いことも特徴です。

イタリア南部は硬質小麦の生産が盛んですが、白ゴマで表面が覆われたパーネシチリアーノ(シチリアのパン)も硬質小麦を用いて作られています。


6、グリッシーニ(Grissini)

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トリノで生まれたと言われている細長いスティック状のグリッシーニはクラッカーのような食感ですが、これもれっきとしたパンになります。

袋に入った細いグリッシーニが日本では知られていると思いますが、太さや形状、またハーブ入りのものなど、ピエモンテ州に行くと色々な種類を目にします。

同じようにサクッとした食感のものとして、プーリア州のタラッリ(Tralli)がありますが、こちらは丸くて中央に穴が開いています。


7、パーネカラサウ(Pane Carasau)

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パーネカラサウはパンの種類がとても多いと言われているサルデーニャの有名なパンです。

非常に薄くパリパリした食感ですが、元々羊飼いの必需品であったことから非常に日持ちがするパンで、水にひたしてから料理に使ったりもします。


8、ピアディーナ(Piadina)

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こちらはロマーニャ地方の名物になります。

丸くて薄くトルティーヤに似たパンで、中に生ハムやチーズなどを挟んで折りたたんで食べるのですが、中身のバリエーションは数知らず。

エミリアロマーニャ州ではとても一般的なストリートフードになります。


さいごに

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イタリアのパン、第2弾「甘くないパン」をご紹介しました。
第1弾の甘いパンは、朝食にコーヒーと合わせることが多いですが、今回ご紹介した「甘くないパン」は、食事のお供、またはハムやチーズなどと一緒にサンドイッチのようにして食べる種類が多かったですね。

イタリアにはパン、というイメージはあまりないかもしれませんが、今回ご紹介したものはまだほんの一部で、地方ごとにその土地特有のパンがあります。 イタリア留学生活での醍醐味といえば、勉強はもちろんですが、やっぱり食ですよね!

ぜひあなたもイタリア留学を果たし、イタリアのパンの食べ歩きしてみるのも楽しいかも?!


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